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けいおん!の聖地・近江鉄道「将来的に単独維持困難」と報じられ、地元ショック

松葉 純一

松葉 純一

2017.12.22 17:00
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豊郷町立豊郷小学校旧館(Sakaoriさん撮影、Wikimedia Commonsより)
豊郷町立豊郷小学校旧館(Sakaoriさん撮影、Wikimedia Commonsより)

アニメ『けいおん!』の舞台とされているのが、滋賀県の豊郷町立豊郷小学校旧校舎だ。主人公たちが通う私立桜が丘女子高等学校の外観や内装は、ここ豊郷小学校がモデルと推察されている。聖地巡礼するファンも多い。その最寄駅は近江鉄道豊郷駅だ。

中日新聞などは2017年12月20日、近江鉄道が、将来的に単独経営が困難という見通しを沿線自治体に伝達し、協議を要請したと報じた。朝日新聞デジタル版、日本経済新聞電子版などでも報じられ、地元には衝撃が走っている。

「近江鉄道は鉄道よりバスの利益の方が圧倒的だからなぁ」

近江鉄道800系電車(Kansai explorerさん撮影、Wikimedia Commonsより)
近江鉄道800系電車(Kansai explorerさん撮影、Wikimedia Commonsより)

ツイッターには、地元の人々や鉄道ファン、『けいおん!』ファンから、さまざまな声が寄せられている。

「どこの地方も鉄道は厳しいんだなぁ」「近江鉄道は鉄道よりバスの利益の方が圧倒的だからなぁ」「あらら...今後どうなるのやら」などといった感想が相次ぐ。

「聖地巡礼需要だけでは厳しいか」と言う人や、「路線存続となると関係自治体が多いため意見調整が面倒になりそう」とつぶやく人もいた。

「親会社の西武から見ればどう思ってるかな?」「近江鉄道が西武傘下ゆえに地元との付き合いにドライだったというのも大きい」というコメントもあった。西武グループの意向を図りかねている人も少なくないようだ。

「近江鉄道がやばいのはなんとなくわかってたような気はする」「存続してほしい」といった切実な声も多い。

「バス転換の話もありましたが沿道が渋滞が激しいのもあって反対がありました」など、バス転換にも問題はありそうだ。

『けいおん!』ファンの期待は、なぜか虚しく響く。

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