「日本の中心」で記念撮影できる、岐阜・関市の人口重心ベンチがかわいい!
「人口重心」は岐阜県内を移動中

その関市は日本の「人口重心」に近い「道の駅平成」に、「やじろべえ・はもみん」ベンチを設置した。日本の中心で記念撮影してもらおうという狙いである。
実は、この「人口重心」は年々移動している。1965年の調査では、旧美山町(現・山県市)にあったが、2000年の調査で旧美並村(現・郡上市)から旧武儀町(現・関市)に移り、合併を経て関市内を移動しているという。
首都圏への人口の転入超過、一極集中が続いてきたことが、その主な原因である。少しずつ東南東方向へ、つまり東京側に向かって移動を続けているのだ。
なおベンチには、関市イメージキャラクター「関*はもみん」がデザインされている。関市の伝統産業である刃物の「はも」と、キャラクターの愛らしさ、可愛らしさなどから「はもみん」と名付けられた(そう言われてよく見ると、耳が刃物になっている......)。
「はもみん」と一緒に「人口重心」記念撮影はいかがだろう。
