カツとカレー、一緒に食べる?別々? →石川県「別々なんてありえない」
金沢カレーの本場が見せた一体感
すると、全国的に「一緒に食べる」派が多数となり、地図は殆ど緑色となった。中国・四国地方では「別々に食べる」が優勢ではあるが、これらの地域では東京都などと比較すると投票数が少なかったため、全体の行方を左右するには至らなかった。
しかし、投票数が多く、それでいて片方が圧倒的多数を誇っている地域が1つあった。それが金沢カレー発祥の地、石川県だ。
100票以上が投じられながら、その98.2%は「一緒に食べる」に投票しており、「別々に食べる」と答えたのはわずか1.8%だけだったのだ。
金沢カレーというと、黒いカレールー、キャベツ、そしてソースのかかった「カツ」が特徴の、石川県で独自の進化を遂げたカレーだ。ある意味カツカレーの本場とも言えるこの地では、カツとカレーは別々に食べることなどまかり通らない、ということなのだろうか。石川県における圧倒的な結果からは、そういった意気込み、一体感を感じさせた。