「東京さくらトラム」こと都電荒川線、駅ナンバリングは「SA」に 愛称が定着してないのになぜの声
「外国人を含む観光客の方にも親しみやすい」
「東京さくらトラム」の愛称は、公募に基づいて2017年4月28日に発表され、小池百合子都知事は、「外国人を含む観光客の方にも親しみやすい」などとこの日の定例会見で理由を説明した。
そして、11月16日になって、今度は、東京さくらトラムに基づく駅ナンバリングが発表された。東京さくらトラムの路線シンボルとして、「SA」の文字を入れた桜マークを作成し、全部で30ある停留場について、SAと組み合わせたナンバーを付けて桜マークで表示することにした。
例えば、ナンバリングは、三ノ輪橋停留場が「SA01」、早稲田停留場が「SA30」などとなっている。
東京都交通局では、11月下旬から、駅名などの案内標識を始め、車内路線図、車内案内、ホームページなどに順次導入するとしている。その理由として、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を見据え、訪日外国人旅行者の方々をはじめ、全てのお客様により分かり易く、安心してご利用いただくため」とニュースリリースで説明している。
とはいえ、ツイッター上では、まだ愛称が定着していないのになぜそこまでやってしまうのかと、疑問の声が続々と上がった。