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ブラタモリ「トロリーバス」特集に反響 廃止まであと1年...タモさん乗せ「破砕帯」へ

野口 博之

野口 博之

2017.10.10 20:00
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2019年4月からは、電気バスを黒部ダムまで運行

廃止が決まったトロバス(関西電力提供)
廃止が決まったトロバス(関西電力提供)

2017年10月7日夜のブラタモリでは、2週連続で特集する「黒部ダム」の初回が放送された。

タモリさん(72)は、ダムを訪れるのは初めてというが、NHKの過去のドキュメンタリー「プロジェクトX」などで勉強してその歴史に精通していた。関西電力の担当者がきれいな空気にしようと、架線の電気で走るトロバスを導入したことを説明すると、「ずっとトンネルだしね」と相づちを打つ。

さらに、「法律用語上は、無軌条電車」と専門知識まで披露した。関電の担当者も、トロバスはバスではなく電車だと言う前に、タモリさんが答えを出してしまったと苦笑していた。実際、トロバスの車内を見ると、ハンドル操作はバスと同じだが、メーター類などは電車のような配置だった。

関西電力は8月28日、1964年から半世紀にわたって6000万人以上が利用したトロバスを18年11月で廃止し、19年4月からは電気バスを運行すると発表している。メンテナンス費用などのコスト削減のためだ。ブラタモリでも、このことが紹介され、タモリさんは早速、名残惜しそうに扇沢駅(長野県大町市)―黒部ダム駅(富山県立山町)間6.1キロの乗車を楽しんでいた。

電気バスのイメージ(関西電力提供)
電気バスのイメージ(関西電力提供)

タモリさんは知っていたが、立山黒部アルペンルート上にあるこの関電トンネルは観光用だったわけではなく、もともとはダム工事用だった。

その難工事ぶりはつとに有名で、今は亡き石原裕次郎さんと三船敏郎さんが共演した映画「黒部の太陽」(1968年)を通じて知られるようになった。

電気バス運行開始の記念イベントなどは未定
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