観光マイカー課金、やるべき? 鎌倉など候補地から賛否の声
2017.09.08 17:00
「車1台につき1回1000円程度」との報道も
こうした問題は京都市内などの観光地でも起きており、国交省では、各観光地でマイカーに課金するエリアプライシングという制度の導入を検討してきた。そして、2017年9月7日に開かれた国交省の有識者研究会では、鎌倉と京都をエリアプライシングの調査対象に、神戸市と長野県軽井沢町を調査の検討をする対象にすることをそれぞれ決めた。
鎌倉と京都については、10月にも交通量の調査を始める。調査では、車の走行ルートなどが分かる「ETC2.0」のデータを集め、AIに学習させて渋滞する場所や時間帯を分析することにしている。この段階では、料金徴収は行わない。制度化の時期は未定だという。
エリアプライシングについては、フジテレビ系ニュース「FNN」が9月4日に鎌倉が候補地になっていると報じている。それによると、課金額は、車1台につき1回1000円程度で検討しているという。