「大阪空港ってどこ?」「採算取れるのか」 阪急電鉄が検討の新路線が話題に
大阪中心部と「伊丹空港」を直結
「大阪空港」とは、「大阪国際空港」のことだ。関西では、大阪府から兵庫県伊丹市にまたがることから「伊丹空港」と呼ばれることが多い。
報道によると、大阪府豊中市内の宝塚線・曽根駅から約1000億円の工費をかけて地下に新路線「伊丹空港連絡線」を作り、3キロ先の伊丹空港とを結ぶ。これで、梅田駅から鉄道としては初めて空港への直接乗り入れが実現する。
現状では、宝塚線・蛍池駅でモノレールに乗り換えるか、梅田駅からバスを利用するしかない。もし新路線ができれば、大阪中心部から空港へのアクセスが飛躍的に向上する見込みだ。
阪急では、大阪中心部と「関西国際空港」を結ぶ「なにわ筋線」を2031年初に開業する予定で、「伊丹空港連絡線」ができれば、空港間が最短約1時間で結ばれる。新幹線が通るJR新大阪駅への連絡線も検討されており、交通の要所を結ぶことで、外国人観光客の増加に対応する狙いもあるという。
こうした報道について、ツイッター上などでは、関西在住とみられる人から、これで便利になるなどと期待する声が次々に上がった。一方で、新路線を巡って、戸惑いの声も漏れている。