大阪の団地で「50年に一度しか咲かない花」開花! その名も「アオノリュウゼツラン」
花は、7月末ごろまで楽しめそう
投稿写真を見ると、この竜舌蘭は、産経新聞が21日にウェブ版記事で紹介したものと同じらしい。
産経の記事によると、アオノリュウゼツランは、大阪府富田林市内の団地で4階の高さにまで成長して花を咲かせた。花は、7月末まで楽しめるとしている。
Jタウンネットが調べたところ、この団地は、UR都市機構が管理する賃貸住宅だった。
UR都市機構西日本支社の総務課に聞くと、団地の敷地内にアオノリュウゼツランが育った経緯は不明だという。ただ、少なくとも20年以上はその場で見られており、徐々に大きくなっていったそうだ。
「住んでいる人の中には、アロエを植えたまま残す人もいます。このため、現地事務所では、アロエだと思っていたようです。稀少な植物という認識がありませんでしたので、びっくりしています。これまで伐採などしなかったのは、団地の管理には支障がなかったからではないでしょうか」
7月28日現在で、団地内のアオノリュウゼツランの花はまだ咲いているとしている。
なお、アオノリュウゼツランは、毎年のように全国のどこかで咲いていることが報じられている。17年も、7月に入って、大阪府内の医療機関や千葉県内の動植物園などでも花が咲いたとホームページなどで報告されている。