ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

金沢でよく聞く「色付け」って何?

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2017.06.24 07:46
0

[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2017年6月12日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「色付け」について調べていました。

画像はイメージです(Mikel Seijas Alonsoさん撮影、Flickrより)
Colors

金沢でよく聞く「色付け」。一体なんのことなのでしょうか? 県外の人に「金沢の色付け」について質問してみると「加賀友禅?」「和菓子?」「伝統工芸?」などという解答が返ってきました。

暑い夏を乗り切るための工夫

金沢の「色付け」とは、魚のお惣菜のことです。焼いた魚に醤油と砂糖で煮詰めた甘辛いタレを絡めたお惣菜。あるスーパーでは焼き魚人気ナンバーワン商品でした。また、市内のある魚屋では、「今年も色付け始めました」とまるで冷やし中華のような文句の看板も。

この魚屋さんでは、1年のうち6~9月の夏限定でしか販売しないそうです。暑いと魚が傷んでしまうので、すぐに焼いてしまいタレをからめることで傷みにくくする、という昔からの知恵だそうです。

金沢では、家内工業をしている家庭が多く、奥さんも仕事の手伝いをしていたので、夕食の支度をするのも大変。ですので、魚を朝焼いてタレに絡めておくだけで、夕食の食事の準備をしなくてよいという、手軽さもウケたようです。

「色付け」が食べられているのは金沢を中心に加賀、砺波地方だそうですが、もっと広まっても良いくらい美味しいお惣菜ですよ。(ライター:りえ160)

PAGETOP