学生のためを思って作られた「ストレッチ」

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2017年5月30日放送の「Today's VOICE ニュースな人」のコーナーでは、大阪市立大学都市健康・スポーツ研究センターの横山久代准教授の取り組みについて紹介されました。

横山准教授は大学病院で内科医として働いたのち、5年前から現職に就いていますが、教壇に立つようになって感じたのが、授業中の学生たちの中に「高齢者よりも姿勢が悪い」生徒が目立っていたということでした。

YouTubeでも見られる

「これでは学生たちが将来体調不良を起こしかねない」という思いから、対策になるものをと考えた結果、このストレッチを思いついたとのこと。横山准教授が考案したストレッチは、90分間の授業の終わりに先生指導の下、全員参加で行われます。今では大学が動画を作りYouTubeに上げるなど、大阪市立大学公認のストレッチとなりました。

「大学に進学してから運動量が減ったので授業の中でストレッチがあると助かる」と学生たちにも好評です。

横山准教授は「思った以上に負担をかけている体に対して、自分でケアできる方法としてストレッチをしないといけないことを知って欲しい」と猫背気味で肩こりが気になる方にもお勧めしています。

短時間でとても簡単な「市大ストレッチ」、ぜひ生活の一部に取り入れたいですね。（ライター：けあるひの）