「中村屋発祥の地」名古屋に、初代中村勘三郎の像
2017.05.14 07:17
[ドデスカ!‐名古屋テレビ]2017年5月4日放送の「ニュースブックマーク」のコーナーでは、名古屋市に建てられる初代中村勘三郎像について紹介されていました。
名古屋市中村区中村公園に、初代中村勘三郎の生誕像が建てられます。初代中村勘三郎とは江戸時代初期の歌舞伎役者で、生誕地は現在の名古屋市中村区辺りとの記述があります。
400年ぶりの「里帰り」
2012年に亡くなった十八代目中村勘三郎さんは、中村区を「中村屋発祥の地」と大切にしておられました。2006年には「平成中村座」で、中村区の同朋高校体育館に舞台を設けました。勘三郎さんの息子である、六代目勘九郎さんと二代目七之助さんは「約400年ぶりの『里帰り』を果たすことを大変嬉しく思う」とコメントされました。
生誕像はブロンズ製で、高さ2.8メートルです。肖像画が残っておらず、書物にあったイメージ画を元に制作しました。製作費は2000万円になるとのことですが、地元の有志が2年前から寄付を募りました。
5月28日に除幕式が行われ、勘九郎さんと七之助さんが出席する予定です。(ライター:moca)