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その名も「段駄羅(だんだら)」 五七七五の言葉遊び

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2017.04.15 07:21
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江戸中期から漆職人に伝わる

例えば「模擬店は たい焼きにして タイヤ気にして 急ぐ旅」、「磯釣りで 鯛釣りたいや タイツ リタイヤ 太り過ぎ」といった具合。輪島では、この文化を観光客の方々にも楽しんでもらおうと、朝市通りから道の駅までの約2キロを「輪島段駄羅通り」として、120点の段駄羅作品を展示しています。

輪島の朝市(Kentaro Ohnoさん撮影、flickrより)
輪島朝市

また、輪島のとあるスーパーでは、商品の宣伝にと、食品に関する段駄羅を作っています。「食品は 新鮮大事 親善大使 来日し」「柔らかい 豚肉ロース 蓋に苦労す 開けにくく」などなど。

段駄羅は、江戸時代中期に、輪島の塗師屋が注文を取りに江戸へ行った時に持ち帰ってきた言葉遊びで、漆塗り職人によって受け継がれてきました。職人さんにとって、作業を中断せずに考えることができる、気分転換的な言葉遊びだったのかもしれません。

難しそうですが、自分でも作ってみたくなりますよね。(ライター:りえ160)

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