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ホットケーキで驚くなかれ! コンポタ、午後ティー、わさビーフ... ユネッサン「コラボ風呂」の歴史

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2017.03.15 11:00
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日本人は風呂好きだ。ウェザーニュースが2012年に行った調査によると、9割は「好き」と回答し、湯船に浸かる時間は全国平均で15分ほど、青森県では36分ほどになるという。

そして昨今はホットケーキも人気が高い。ふわふわした「パンケーキ」を出す店の情報は瞬く間に拡散され、行列が出来てしまうほどだ。

そんな人気の高い2つのものを組み合わせた(?)「ホットケーキ風呂」が、2017年3月3日から4月25日までの期間限定で、箱根小涌園ユネッサンで開催される。これに限らず、年に何度か変わった風呂を企画するユネッサン。この機会に、過去の「変わり風呂」を振り返ってみよう。

ネットを騒がせる××風呂の数々

ホットケーキ風呂とは一体...?
ホットケーキ風呂とは一体...?

人々の予想を裏切るチョイスで作られるユネッサンのオリジナル風呂は、度々ネットを騒がせてきた。

今回のホットケーキ風呂は、公式サイトでは、

「こんがりキツネ色のホットケーキのようなお湯に使用している入浴剤は、森永製菓(株)監修の下、完成したオリジナルの自信作!
あま~いメープルの香りが漂い、血行促進や保湿効果が期待できます」

と解説されている。色と香りがホットケーキのイメージなら、癒し効果が高い空間となりそうだ。ふやけたホットケーキが浮いている風呂ではなさそうだ。また、1日に3回、メープルシロップを風呂に投入するイベントがある。

ユネッサンの常設の風呂もラインアップが豊富で、ワイン、コーヒー、緑茶、酒など飲料を使用した風呂も存在している。香りもよく、肌がすべすべになるなど、どれも人気が高いのだという。

ワインやコーヒーや日本酒が大丈夫なら、食料品の風呂というのは意外とありなのかもしれない。ドラえもんでもしずかちゃんが牛乳の風呂に入って喜んでいたではないか。

という思いを裏切るかのように、過去に行われた期間限定風呂の中には「それはちょっと......」と思わせるコラボが多々存在していた。

コーンポタージュと化粧品

2013年4月はコーンポタージュ風呂が開催された。12年に発売され、日本中を震撼させた赤城乳業の「ガリガリ君コーンポタージュ」味とのコラボレーションである。期間中は、入浴剤の投入パフォーマンスが行われた。単なるコーンポタージュではなく、ガリガリ君から取ってくるあたり、ひねり方が工夫されている。

15年4月には、食品からは離れて、化粧品メーカードクターシーラボとのコラボが行われた。クレオパトラをイメージして金箔が投入されたことを除けば、化粧品の保湿力を再現するように処方された入浴剤を使用した、という至極真っ当な風呂である。

甘酒と午後の紅茶、そしてチョコレート

15年7月には甘酒風呂が開催された。ホットケーキと同じく、森永製菓とのコラボレーションだ。

正月の飲み物のイメージが強い甘酒だが、江戸時代から夏バテ対策として愛飲されてきた歴史がある。14年12月から開催されていた甘酒風呂にハッカ油を配合し、スーッとした清涼感のある仕上がりだという。

他にも、午後ティー風呂やバレンタインデー恒例のチョコレート風呂なども話題を呼んだ。前者は本物と同じく茶葉を、後者には入浴剤メーカーと共同開発した入浴剤に本物のチョコレートを加えるなど、こだわり抜かれている。

わさビーフとラーメン

これまでは液体の範疇だったが、過去の限定風呂の中には、固形物とコラボした奇妙なものもちらほら混ざっている。

そのうちの1つが、15年3月に始まった「わさビーフ風呂」だ。さすがにスナック菓子を使用しているのではなく、お湯に入っているのはわさびをイメージした香りと色の入浴剤とのことだ。

わさびは高い殺菌力で日本の寿司文化を支えた食材であり、香りも爽やかなことから、お風呂との相性はそこまで悪くはないかもしれない。

2つ目がラーメン風呂で、コショウの精油を使用し、入浴剤メーカーと共同開発した「スパイシー」な風呂だという。風呂の形容詞として「スパイシー」という単語を目にする機会は中々ないだろう。しかし、コショウの香りにはリフレッシュ効果や消化促進などが期待できるという。

利用者投票の「もう1度入りたいお風呂ランキング」で2位にランクインするなど、話題性、人気ともに非常に高いようだ。

化粧品や飲料、お酒、果てはラーメンまでを風呂にしてしまうユネッサンのチャレンジに、今後も期待である。

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