広島人が忘れつつある郷土料理「カキの土手鍋」...こんなにおいしいのに!
2017.02.12 07:05
カキの土手鍋を次世代へ引き継ぎたい、その思いは飲食店にも
40年以上前からカキの土手鍋を提供する、郷土料理店ひろしま八雲。
こちらでカキの土手鍋を作って頂きました。
土手鍋の食べ方は、合わせ味噌を鍋の内側に塗ってカツオダシと味噌を混ぜたダシをはり、まずはカキとセリだけでいただきます。
次に野菜とコブダシを追加して土手の鍋を徐々に溶かし味を調節、また違う味を楽しむことができます。
横田容典リポーターが鍋をいただきました。
「クリーミーなカキの味わいと濃厚な味噌が、絶妙にからみあってめちゃめちゃ美味しいです」と絶賛。
ひろしま八雲の久木元崇店長は、「広島といえばお好み焼きとかはすぐに出てきますが、土手鍋も同様に広島といえば土手鍋というように県内の人も県外の人にも言っていただけるよう広めていきたい」とのことでした。
「かきの土手鍋を食べようやキャンペーン」は2月末まで行われる予定で、ふたたびカキの土手鍋が多くの食卓に並ぶことが期待されています。
広島の代名詞でもあるカキ、このキャンペーンでもっと多くの人におなじみの味になってほしいですね。(ライター:石田こよみ)