麻雀漫画の主人公たちは、どんなタバコを吸っているのか調査してみた【前編】
2017.01.27 11:00
アカギのタバコは、焦りとは無縁
アカギのタバコの吸い方は、一言でいえば「リラックス」。
愛煙家のアカギだが、原作(壮年期が描かれる「天」も含めて)では対局中にはほとんど吸う描写がない(逆に言うと、吸いながらの対局はアカギが「舐めプ」モードの時である。仲井戦や僧我との「9」など)。
対局前やその休憩中、そして一勝負終えた後に。一人で、あるいは気を許した相手を前に。焦りやいらだちとは無縁。紫煙をくゆらせながら、深く思索を巡らせる。
「苦渋は必至...! しかし... だからこそ アカギは飛び込みたい...! その業火に...!」(単行本16巻、10ページにわたる喫煙シーンでのモノローグ)
まさに自由人たる「アカギらしい」タバコの吸い方だ。