防衛省前のポプラは、どうして「ドンチッチ市ヶ谷店」って名前なの?
2017.01.16 06:00
わずか半年で番組終了
当時の店員は、みな芸人と役者の卵たち。日刊スポーツ(00年12月8日)によると、8時間勤務の4班制で働き、給料は所属事務所に「出演料」として支払われる。記事には平泉成さんのモノマネで知られる末吉くん(48)をはじめ、総勢23人の氏名も載っていた。
しかし、放送開始から半年後の01年3月、番組は終了してしまう。ネットでは「スポンサーの競合商品を紹介したため打ち切られた」との情報もあるが、調べても詳細はよくわからなかった。しばらく看板はそのままだったが、いつのまにか「ポプラ」の標準的なものに架け替えられた。
では、番組終了から16年たった現在も、この店名で続いているのは、どうしてなのだろう。ポプラに理由を問い合わせると、
「お客様に馴染みがあり親しんで頂いている為でございます」
との回答があった。改名の予定があるか聞いてみると、「変更予定はございません」とのこと。これからも「ドンチッチ」は、防人たちの生活を支えていくようだ。