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大阪地方裁判所にテレビカメラが初潜入

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2017.01.15 07:13
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[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2017年1月5日放送「石田ジャーナル 木曜法廷 新春第一弾」では、大阪市北区にある大阪地方裁判所に、落語家の桂南光さんと弁護士の森直也さんが取材に潜入していました。

大阪地方裁判所(スケロクさん撮影、Wikimedia Commonsより)
大阪地方裁判所(スケロクさん撮影、Wikimedia Commonsより)

裁判所では敷地内でのカメラ撮影と録音が禁止されているため、裁判に関するニュースでも関係者が裁判所に入っていく映像が多く使われています。なんと、今回の取材がカメラ初潜入とのことです。

「団体傍聴」で司法に触れる

大阪地方裁判所には裁判官が238人働いていて、法廷は133室あります。裁判は基本「公開」が原則なので、法廷には必ず傍聴席が設けられています。2015年度は、刑事事件5792件、民事事件1万3675件の裁判が行われました。

ここでは傍聴を通じて裁判所や司法をもっと知ってもらおうと、中学生以上を対象に平日の午前・午後1回ずつ「団体傍聴」を無料で実施しています。個人での傍聴希望の場合は申し込みをする必要はなく、自由に裁判を傍聴することも出来ます。

「団体傍聴」では、空き法廷で裁判の手続きや傍聴にあたっての注意事項の説明を受けた後、その日に行われている刑事裁判を傍聴します。

普段の生活では味わえない緊張感に、参加していた高校生も裁判所の外に出た時はほっとした表情をしていましたが、初傍聴を終えて「裁判を身近なものに感じられた」「裁判が公平に行われていることを知れた」としっかりと感想を述べていました。

裁判員制度がスタートしている中、傍聴制度を「司法に触れる良い機会」として検討してみてはいかがでしょうか。(ライター:けあるひの)

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