新世代の正月遊び「ドローン凧揚げ」を発明&実践してみました【みんなやろうぜ】
2017.01.03 11:00
全然簡単じゃない
皆さんは、ドローンと聞くと簡単に操作可能な空撮マシンというイメージをお持ちではないだろうか。
それは大きな間違いである。事前にラジコンなどの操作に習熟しているならともかく、未経験者にとってはまっすぐ飛ばす事すら一苦労。
1万3000円程度とはいえ、現時点では自腹、もし企画倒れになれば経費で落ちないことは必須である。壊しでもしたら大損害である。家賃が払えない。
そんな思いの中行った、緊張のファーストフライトの結果がこちらだ。
離陸した瞬間、猛烈な速度でバックした機体は記者の背後へ突進。椅子にぶつかり、地面に落下。屍を晒すこととなった。野外でのフライトが制限されるのも納得のむずかしさである。
世の中には怪しげな目的のためにドローンを飛ばす人も居るようだが、彼らの技術は凄まじいのだと痛感した。世のため人のために使ってほしい。
幸い、機体が軽量かつ丈夫なこともあり無傷ではあったが、記者は企画倒れと自腹の恐怖におびえることとなった。
それから数日、終業後の人気のないオフィスで練習を繰り返すと、だんだんとコツがつかめてきた。高さをキープしつつ、前後左右の動きを制御してその場に留める......、気分はパイロットである。今ならゲッターロボでもマジンガーでもゼオライマーでも操縦できそうだ。