2時間目と3時間目の休み時間、石川では「長休み」と言います
2016.12.25 07:29
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2016年12月13日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「2時間目と3時間目の休み時間」の言い方について話題となっていました。小学校の頃、2時間目と3時間目の間には、普通よりも長い休み時間があったのを覚えていますか?
まず、石川県民に聞いてみると圧倒的に多かったのが「長休み」です。中には「元気の時間」と呼ばれ、その時間はマラソンをしているというユニークな学校もありました。
愛知では「20分放課」
他県の人に同じ質問をすると、「20分休み」「業間」「中休み」「大休み」などの言い方が聞かれました。
方言を研究している金沢大学の加藤教授によると、この休み時間の呼び方は、高齢層には決まった言い方がないものの、徐々に学校で生まれてきた「学校方言」で、若年層になると地域ごとにいろんな言い方があるそうです。
「長休み」と言うのは、石川県と富山県、東北地方の一部だけで、最も分布が広いのは「業間」という言い方。他にも8種類ほどの言い方がありました。
ちなみに愛知県民のみが「20分放課」という言い方をしています。愛知県民は「休み時間」を「放課」と言い、「放課後」は「業後」などといい放課後とは言わないそうです。
長休みが当たり前と思っていましたが、地域差があるのですね。(ライター:りえ160)