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京都タワーの売り場リニューアル...昭和レトロ感漂う雰囲気を惜しむ声も

松葉 純一

松葉 純一

2016.12.21 11:00
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京都タワー(Wikimedia Commonsより)
京都タワー(Wikimedia Commonsより)

「そうだ、京都、行こう」と新幹線で京都に行った人なら、必ず目にするはずの場所、どこだろう? それは、清水寺でも二条城でもない、そう「京都タワー」だ。ただし、タワーに上るかどうか、話は別だけど......。

京都駅前のランドマークとも言える、そんな「京都タワー」の商業施設が2017年春にリニューアルされる。2016年12月15日、運営会社・京阪ホールディングスから発表された。

「あの昭和感が良かったのに」

「KYOTO TOWER SANDO(京都タワーサンド)」完成イメージ(京阪ホールディングス・ニュースリリースより)
「KYOTO TOWER SANDO(京都タワーサンド)」完成イメージ(京阪ホールディングス・ニュースリリースより)

京阪ホールディングスの発表によると、京都タワービル地下1階~地上2階の商業ゾーンが全面的にリニューアルされるとのこと。名称は「KYOTO TOWER SANDO(京都タワーサンド)」、新たな「参道」になる期待を込めたという。開業は2017年春を予定している。

1階は、京都の食材やお土産などが買える店約30店が並ぶ。地下1階には、京都の食が楽しめる飲食店約20店が揃う。また2階は、京都の文化を感じられるゾーンで、和・洋菓子づくり、寿司の握り方講座、数珠編み教室のワークショップが体験できるという。

このリニューアルの主なターゲットは、地元の京都在住の人々と、京都好きなリピーター、そして急増する外国人観光客ということだ。

ところがツイッターには、こんな声が寄せられていた。

現在ある京都タワーの商業施設部分には、昔ながらの、いかにもな「おみやげ屋さん」が広がっている。

「あの昭和感が良かったのに」「どんな風にリニューアルするのか楽しみな反面、今までの古くさい感じがレトロで良かったのに!って思う」「僕は今の昭和の雰囲気が好きなんやけどなぁ」などといった感想が多かった。

地元客やリピーターの中には、こんな反応をする人もいるのだろう。「古くさいうちにもう一回くらい行っておきたかったな...」というコメントに、実感がこもっている。

京都タワー(Tomoaki INABAさん撮影、Flickrより)
京都タワー-Kyoto Tower
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