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「我が家の前で遊ぶ親子を注意したら、親がビデオカメラで私を撮影するように...」(東京都・40代女性)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2016.12.20 17:00
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先日このコーナーで、「路上で子どもを遊ばす親に困っている」という投稿を紹介したところ、Jタウンネット編集部宛てに「私も実は......」というメールがたびたび届いている。

何度か書いているとおり、子どもの騒音をめぐる問題は必ずしも一筋縄ではいかない。あなたは、この証言を読んでどう思われるだろうか。東京都のNさん(40代女性・主婦)からの体験談だ。

私の隣人が「道路族」です

我が家は道路(幅4メートルほど)を、十数軒の家が囲む新興住宅街に立っています。そのうちの5軒が、「道路族」です。ちなみに、校庭が解放されている学校へも、都立の大きな公園にも、徒歩数分の立地です。

約10年前、この住宅街に一斉にみんなが入居しました。そのころはまだ子どもたちも小さかったため、私も我慢してきました。

それがいけなかったのです。

小学校になっても、奇声、ボール、プラカーは当たり前でした。他家の敷地へ入り込みかくれんぼ。勝手に他家の砂利を持ちだし、道路で削って粉にしてまき散らす。花壇の中を走り合う。向かい合う他家の駐車場をゴールに見立ててサッカーをする。路上で素振りどころか、金属バットとボールで親子で野球をする。下の子どもを私の家の室外機(もちろん敷地内)に座らせ、上の子どもの長縄跳びを回す親。他家の玄関前まで、びっしりとカラフルに落書き。プラカーを私の家の駐車場で走らせるため、駐車場はボロボロになり、しかも割れたところから子どもたちがはがす。駐車場のチェーンはブランコにされる――。

「私は我慢できるから、あなたも我慢しろ」

挙げたらキリがありませんが、これらについて全く親が注意せず、謝罪もなしです。

子どもたちには何度も私が注意しましたが、親は知らんふり。7年耐えて親御さんたちに苦情を申し入れましたら、

「うちはうるさいとは思わない」
「私は我慢できるから、あなたも我慢しろ」

と言われました。

そのうち、私が子どもたちを注意する姿を、彼らがビデオカメラで撮影するようになったため、仕方なく弁護士、警察へ相談に行きました。自分たちに不利になるような証拠を撮影して、何がしたいのか疑問に思っていましたら、弁護士先生に仰るには、私が子どもたちに手を挙げた場合に備えて撮影しているのだろう、ということでした。

画像はイメージです(jm3 on Flickrさん撮影、Flickrより)
cyan got a BIGASS LENS

もしそれが事実であれば、自分たちの子どもの安全よりも、決定的瞬間を撮影することの方が、彼らにとって優先順位が高いということになります。

110番にも「警察も大変ねー」

こういう親たちには何を言っても話にならないだろうと思い、警察に事の次第を丁寧に説明しましたら、「これからは110番通報してください。何度でも遠慮なくしてください」と仰っていただき、私は110番の常連となりました。

通報された道路族親は我が家にも聞こえるように「毎回も警察も大変ねー」と言っていましたが、通報し続けること2年、現在我が家の前の道路だけは平穏になりました。

しかし子どもたちはやはり、別の道路で遊んでいます。近くの公園には行かずにです。

先日のハロウィンにも、前もって何の知らせもなく、夜の7時過ぎに50人前後で長時間叫びながらご近所を練り歩いていて、相変わらずだと思いました。

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