最近よく見る、工事現場の「変わり種」バリケード...地元名物を取り入れる例も
2016.11.06 07:01
PRにも一役
このバリケードは、土木、建築現場では、単管を使いバリケードしているので「単管バリケード」と呼ばれています。
もともとは、宮城県の仙台銘板が、2006年に旭山動物園のPRのためにサルのモチーフを作ったのが始まりです。そののち種類も増え、キャラクターとのコラボ商品も生まれました。
石川県では、「ホクシン工業」が主に生産して、各工事現場にレンタルしています。
金沢の街にピッタリなことじ灯籠をモチーフにしたもの、北陸新幹線を開業を祝したもの、石川の名所バージョンなどさまざまなデザインがあります。
ことじ灯籠は、金沢の町並みにぴったりで、反射板もまるで灯籠のあかりのようです。
単管バリケードは、県内約300の工事現場で貸し出し中で、いろんなものを見て比べてみるのも面白そうですね。
なかには、タヌキのなかにもひとつだけ頭に葉っぱを乗せたレアたぬきなんかもいるそうなので、探すもの楽しそうです。
工事現場が親しみやすくなり、地元のPRにも一役買ってくれそうです。(ライター:りえ160)