観覧車も残る廃遊園地「化女沼レジャーランド」...廃墟マニアの応援で、現在購入者を募集してます
「何か少しでも出来ることをしよう」
とはいえ社長は、すでに80代と高齢だ。「早くレジャーランドの土地の始末をつけたいと考えておられるよう」で、社長は2015年春ごろ、よごれんさんを訪ねて、はるばる名古屋へやってきた。
「直々に売り先を探して欲しいと依頼されました。といっても私はただのサラリーマンで廃墟を趣味にしているだけですので、45,000坪もの土地を売りさばくルートなど思いつきません。かといって、頼まれたのに何もしないままでは私としても気が治まりません。何か少しでも出来ることをしようと、TEAM廃墟のトップページで呼びかけたり、度々ツイートしたりしてきました」
よごれんさんによると、遊具は中古でも高く売れ、最悪の場合には鉄くずとして買い取られるため、廃墟として残るのは「非常に稀」だという。往時の風景がそのまま残されていることに、化女沼レジャーランドの魅力があるようだ。
「全ての遊具が当時のまま配置され、それは草に埋もれて錆びてゆく様は圧巻です。そうした廃墟の魅力もさることながら、所有者である後藤社長の熱い思いも加わって、とても魅かれる場所になっていると思います」
社長の思いや、圧巻の廃墟写真は、「TEAM廃墟」の現地リポートにも記されているので、あわせて読むことをおすすめする。なお売却の予定時期は決まっておらず、よごれんさんは「よいお話があればすぐにでも、という流れになると思います」と話している。
化女沼レジャーランドの土地にご興味がありましたら、ご連絡下さい。次が決まるまでは、所有者の意向で遊具類は残すつもりです。廃墟マニアが廃墟をなくすようなことは矛盾していますが、所有者さんあっての廃墟マニアです。よろしくお願いします。 pic.twitter.com/RXQMP6rMBC
— よごれん (@yogoren) 2016年9月15日
化女沼レジャーランド、廃墟マニアが廃墟の所有者に頼まれて買い手を探すという超異例な展開ですが、頼まれたからには手は尽くしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 pic.twitter.com/I9JAFtRCXO
— よごれん (@yogoren) 2016年9月15日