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観覧車も残る廃遊園地「化女沼レジャーランド」...廃墟マニアの応援で、現在購入者を募集してます

城戸 譲

城戸 譲

2016.09.17 11:00
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「何か少しでも出来ることをしよう」

とはいえ社長は、すでに80代と高齢だ。「早くレジャーランドの土地の始末をつけたいと考えておられるよう」で、社長は2015年春ごろ、よごれんさんを訪ねて、はるばる名古屋へやってきた。

「直々に売り先を探して欲しいと依頼されました。といっても私はただのサラリーマンで廃墟を趣味にしているだけですので、45,000坪もの土地を売りさばくルートなど思いつきません。かといって、頼まれたのに何もしないままでは私としても気が治まりません。何か少しでも出来ることをしようと、TEAM廃墟のトップページで呼びかけたり、度々ツイートしたりしてきました」
錆が年月を感じさせる
錆が年月を感じさせる

よごれんさんによると、遊具は中古でも高く売れ、最悪の場合には鉄くずとして買い取られるため、廃墟として残るのは「非常に稀」だという。往時の風景がそのまま残されていることに、化女沼レジャーランドの魅力があるようだ。

「全ての遊具が当時のまま配置され、それは草に埋もれて錆びてゆく様は圧巻です。そうした廃墟の魅力もさることながら、所有者である後藤社長の熱い思いも加わって、とても魅かれる場所になっていると思います」
当時そのままの紙袋
当時そのままの紙袋

社長の思いや、圧巻の廃墟写真は、「TEAM廃墟」の現地リポートにも記されているので、あわせて読むことをおすすめする。なお売却の予定時期は決まっておらず、よごれんさんは「よいお話があればすぐにでも、という流れになると思います」と話している。

かつてのポスター
かつてのポスター

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