「iDで」「Edyですね(シャリーン)」...レジでの電子マネーの聞き間違い、なんとかならない!?
2016.08.21 11:00
話を聞いてみた
このモヤモヤを当事者にぶつけてみた。NTTドコモに話を聞いてみると、とくに利用者から「まぎらわしい」といった声はないとのことだった。また、楽天Edyに取材してみると、
「このような利用者様の声はごく稀に頂きますが、最近になって増えてきたということはございません」
とのこと。間違えられることが少ないのか。それとも、わざわざ問い合わせる人が少ないのかは不明だが、「ごく稀」だそうだ。せっかくなので、聞き間違えられないコツはあるのか質問してみた。
「『楽天Edy』と正式名称で言って頂くか、『エ』の部分を強調して、なるべく滑舌よく伝えることと、できれば繰り返し言って頂くとより良いかと思います」(楽天Edy広報)
確かに「エ・ディー」と伝えてみると、間違えられることは格段に減る。一方のiDでも、イントネーションに気を遣いつつ、「ア・イ・ディー」と伝えれば、間違われることはなくなった。現金よりスピード感のある電子マネーだが、伝えるときには適度な「ゆっくりさ」も大切になってくるということだ。