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「就職先を公務員しか認めてくれない」 教師一家で苦悩する、民間志望の娘

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2016.07.11 17:00
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親が就職先を公務員しか認めてくれない。そんな悩みを抱える女性が、コミュニティアプリ「アンサー」にスポットを立てた。このスポット主は、親が教師という公務員一家の長女。今回就活でやっと一社から内定をもらったというのに、親はそれを喜ばず、むしろ呆れているという。

教師一家ならではの悩み(faungg's photosさん撮影、flickrより)
Colour Spectrum

スポットには、働く自分の意見を尊重するべき、「安定」というイメージばかりで民間企業を否定する意味が分からない、と女性に賛同するコメントが寄せられる。主は大学まで入れてもらったこともあり、一応の納得を得て就職したいというが――。はたして、彼女は親を納得させられるような意見を手に入れることができたのだろうか。

公務員を見下す「エリート会社員」も参戦

一生懸命に就活して、手にした内定。しかし、教師である親はそれに呆れ、全く喜んでいない。親は公務員しか知らず、民間企業を見下しているという。主はそれがどうしても我慢できないようで、親を無視して自分の方向でやっていこうかと思案している。

スポット参加者は「そう思いますよ」「何故教師や公務員じゃないといけないのか、聞いてみたら多分何も答え持っちゃいないよ」と賛成のコメントを寄せる。

主いわく、親が公務員に固執する理由は、「安定」とイメージの良さだという。これに対し、エリート大企業で働くという男性(以後エリートくん)は公務員がみんな格下に見えるといい、「実際は、給料は圧倒的に民間の方がもらうし、大企業だったら福利厚生圧倒的にいいよ」と主張する。筆者としては、こちらもこちらでムカッとするのだが。

やりたいことやるのが一番?

主は公務員が「ランク付け」の文化だと指摘し、それを痛烈に批判している。

「自分より下の職業を見下すことでしかやりがいを感じてないからだと思います。つまり、公務員になったらそういう事でモチベーションを維持し続けなければならないって分かったじゃんか」

気持ちはわかるけど、この言い方は、ねえ? これまで頑張ってきたお父ちゃん、お母ちゃんがかわいそうだ。主は大学に通わせてくれたこともあり、納得はしてもらいたいと考えているようだが......。

「働くのは、あなたです。親の意見なんか、聞く必要は、無いですよ」といったアドバイスが寄せられるなか、彼女は親とは価値観が違うと受け入れるしかないと、一つの結論にたどり着く。

最後にエリートくんは「やりたいことをやるのが一番」と断ったうえで、「人生で隣の芝が青く見えたら負けだ」と締めている。エリートくんには嫉妬心がわく筆者だが、これはカッコいい。これだからエリートはずるい。

最後に筆者から一言。主さんや、娘を心配する親心もわかってあげてね。(ライター:ファエマ)

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