「『ここはもう、子育てする環境じゃない』 近所のおばあさんから浴びせられた言葉にショック」(千葉県・30代女性)
2016.05.24 17:17
引っ越して数年、突然チクリ
「ここはもう、子育てする環境じゃないの」
引っ越して数年経ったある日、突然ご近所さんから、チクリと刺すような言葉を告げられました。
桜がきれいな公園が目の前にある、築30年に差し掛かろうとしている分譲マンションでの出来事です。
私たちは3階の角部屋に、賃貸契約で住んでいました。引っ越し当初は、子どもが0歳と4歳。
見渡せば、周りは老後を静かに生活したい人ばかりでした。皆さん、表面上は優しく接してくれていたのですが、ある日、浴びせられたのがこの一言です。
「昔は、駐輪場にブランコなんか置いて、みんなで子育てしたものだけど、今は静かに老後を過ごしたいの」
「あなたに住人が優しくしてくれるのは、社交辞令だとわからないの?」
思い出すと――。住んでることが犯罪と言われているような、悲しい気持ちが甦ります。
しかも、フツーの顔で、フツーの話をしているときに言うから、理解するのに、時間がかかりました。