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「『ここはもう、子育てする環境じゃない』 近所のおばあさんから浴びせられた言葉にショック」(千葉県・30代女性)

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2016.05.24 17:17
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保育所や学校などを建てようとすると、地元住民から「うるさい」などと反発が――こうした、子育て世代と比較的年長の世代の間のトラブルが、最近各地で報告されている。

千葉県のNさん(30代女性)から編集部に寄せられた体験談も、ある意味でその一例といえるだろう。子育て中のNさんが、ご近所の高齢者から浴びせられた言葉とは。

引っ越して数年、突然チクリ

「ここはもう、子育てする環境じゃないの」

引っ越して数年経ったある日、突然ご近所さんから、チクリと刺すような言葉を告げられました。

桜がきれいな公園が目の前にある、築30年に差し掛かろうとしている分譲マンションでの出来事です。

ブランコ(Taro Glideさん撮影、Flickrより)
GT-0004

私たちは3階の角部屋に、賃貸契約で住んでいました。引っ越し当初は、子どもが0歳と4歳。

見渡せば、周りは老後を静かに生活したい人ばかりでした。皆さん、表面上は優しく接してくれていたのですが、ある日、浴びせられたのがこの一言です。

「昔は、駐輪場にブランコなんか置いて、みんなで子育てしたものだけど、今は静かに老後を過ごしたいの」
「あなたに住人が優しくしてくれるのは、社交辞令だとわからないの?」

思い出すと――。住んでることが犯罪と言われているような、悲しい気持ちが甦ります。

しかも、フツーの顔で、フツーの話をしているときに言うから、理解するのに、時間がかかりました。

子育てしてきた人たちなのに、子育てする環境じゃないと...

自分たちは子育てしてきた人たちなのに、子育てする環境じゃないと。邪魔だと。

生き辛い高齢化社会を経験した5年間でした。

その後、あのマンションから徒歩圏内に庭付きの戸建を購入しました。

引っ越した当初は、「社交辞令だとわからないの?」という言葉が重く、近所付き合いも辛かったのですが、今はお花や野菜などいただきながら、コミュニケーションが取れるようになりました。

いい勉強になりました。

不動産屋さん。近所住人のリサーチはちゃんとお願いいたします♪

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