ショーンK氏のあだ名「ホラッチョ川上」 本当に熊本弁なのか、方言研究家に聞いてみた
2万語収録の「方言辞典」を見ながら...
というかホラッチョなんて初めて聞いたんだけど熊本のどこよ
— まろ (@msrn_3) 2016年3月16日
ホラッチョという熊本弁は聞いたことないんだけどなあ(苦笑)
— 面積君 (@menseki_kun) 2016年3月16日
おれ熊本出身だけど、ホラッチョなんて初めて聞いたぞ。一回り上の世代で流行った言葉か?
— たかし (@bon_voyage13) 2016年3月16日
そこでJタウンネットは、熊本県方言研究会の藤本憲信さんに、「ホラッチョ」なる方言が実在するのか聞いてみた。藤本さんによると、熊本県内でもウソを意味する「ホラ」は言うが、「ホラッチョはないですね。知りません」。大ウソつきを「うーぼらふき(大ボラ吹き)」と表現することはあるが、ホラッチョを使うことはないという。
約2万2000語収録の「熊本県方言辞典」の編著者でもある藤本さん。念のため辞典を調べてくれたが、「ホラッチョというのはありませんねぇ」との回答だった。「それは貴重な方言を覚えてらっしゃいますね。私も勉強になります」。
なお辞書には、ウソに関する「うそいい」「あかんちゃお」「はちげん」「うーばち」「うーぼら」「うそんからこっけ」「しらごつのちゃお」といった単語が収録されているという。
「『ちょ』というのは接尾語だと思います。ホラを吹く人というような意味でしょうね」