元ネタはどこにあるのか
では、「ホラッチョ」は、どこから来たあだ名なのだろう。ひとつ考えられるのが、お笑い芸人の「ホラッチョ宮崎」さんだ。トロンボーン漫談が持ちネタで、1980年代には人気ラジオ番組「ビートたけしのオールナイトニッポン」などで、ユーモラスな芸名が話題になった人物だ。
川上さんが高校時代、「吹奏楽部でトランペットを吹いていた」(文春報道)との証言とあわせると、80年代の熊本市内の高校で、管楽器とホラを吹いていた青年が「ホラッチョ」と呼ばれても不思議ではなさそうだ。断定こそできないが、名付けた人物の頭の片隅に、ホラッチョ宮崎さんがいた可能性は高いと思われる。