東京マラソン、電車・バスを使えば僕でも優勝できる? 都庁からビッグサイトまで、公共交通機関でタイムアタックしてみた
スタート5キロで「26分経過」

スタートは東京都庁前。ちょっとキリは悪いが、14時15分に歩き出した。今回のルールは、コース上の9か所に設置された「関門」をすべて通過すること。急いで「飯田橋セントラルプラザ前」にある5キロ関門(5.6キロ地点)へと向かう。

【5キロ関門:26分経過】
都庁地下のパスポートセンターをすり抜けて、都庁前駅へ(14時20分着)。ここから飯田橋までは、都営地下鉄大江戸線で1本だ。14時37分に駅到着。通路を駆け上がって、14時41分に5キロ関門へ到着した。26分間で5キロ。トップランナーが1キロ3分台で走ると考えると、ちょっと出遅れた感はある。


【10キロ関門:52分経過】
きびすを返し、同じ出入口を駆け下りる。続いては、「内幸町交差点」にある10キロ関門(10.5キロ地点)だ。南北線で飯田橋(14時45分)から溜池山王(53分)、銀座線に乗り換えて新橋(58分)へ。その名もズバリ「内幸町地下歩道」を抜けて、15時7分に10キロ関門に到着した。トップランナーなら30分程度の距離を、1時間近くもかけてしまった。先を急がねば。


【15キロ関門:1時間14分経過】
SL広場を抜けて、新橋駅(15時18分)から山手線へ。品川駅(25分)高輪口に降り立ち、15時29分、15キロ関門(15.4キロ地点)の「品川折り返し」に到着した。10キロ関門から日比谷通り・第一京浜を南下したランナーは、ここで折り返して、20キロ関門の「内幸町交差点」へと戻っていく。


【20キロ関門:1時間35分経過】
ふたたび山手線に飛び乗り、15時50分に20キロ関門(20.4キロ地点)へ帰還。21分で5キロ。まずまずのタイムだ。この調子で、後半戦も走り抜けたい。すぐさま内幸町駅へ降り、次の列車を待つ。ホームでスポーツドリンクを購入。気分はアスリートだ。

