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舎人ライナー「雪に弱い」の汚名返上すべく奮闘!→ただし結果は...

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2016.01.18 17:00
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東京の東北部、日暮里から見沼代親水公園を結ぶ「日暮里・舎人(とねり)ライナー」。鉄の車輪ではなく、ゴムタイヤで走る新交通システムで、以前から度々、降雪時の脆弱さが話題になっていた(参照:J-CASTニュース「首都圏で舎人ライナーだけが運転再開できず なぜこんなに大雪に弱いのか」)。

しかし2016年1月18日朝の大雪では、運転見合わせから30分弱で再開。「雪に弱い」の汚名を返上したように見えたが、遅延と間引き運転によって、多くの乗客がホームに取り残される事態となった。

通常の日暮里駅(keyakiさん撮影、flickrより)
日暮里駅

前夜から祈る周辺住民「降らないで」「止まらず動いて」...

雲行きが怪しくなってきた1月18日未明、ツイッターでは心配の声が続々と出ていた。

願いもむなしく、始発から運転見合わせに。しかし、わずか20分ほどで運転再開し、「雪に弱い」イメージを払しょくする驚異の回復力を見せた。

とはいえ、運転は再開したものの、遅延と減便は続く。通勤ラッシュのピークが近づくにつれて、ついに輸送のキャパシティーは限界に。途中駅では大量の「積み残し」が生じた。

日暮里・舎人ライナーは無人運転で、多くが無人駅。もともと交通手段の少ない「陸の孤島」のアクセス向上を目的に作られたため、他の地域のように振替輸送に頼りにくい路線だ。

情報が少ないなか、頼りの綱となる東京都交通局からは「運転再開」までしか発表されていなかったのも、混乱に拍車をかけたようだ。ラッシュが過ぎ去った10時45分、ようやく「平常通り運行」の発表がなされ、ひとまずの解決となった。

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