車の中で吸っても気にならない! 大手町に出現した「iQOS」体験カーに乗ってみた
「職場が近いので、昼休みを利用してiQOSを買いに来ました」
キャラバンカーを出てブース内を散策すると、気になるマークを見つけた。ブース内にあるドーム状のテントの入り口に置かれたもので、禁煙マークの横に「iQOS ONLY」という図表が描かれている。
スタッフによれば、このマークは「紙巻きたばこはNGだが、iQOSはOK」という場所を示すものだという。実際、都内を中心にこのマークをすでに導入している飲食店もあるそうだ。
ドーム状に設置されたテントの内部も、iQOSを体験できるスペースになっている。参加者のなかには、体験後そのまま商品を購入する人も。Jタウンネットの取材に答えた20代の男性は、
「以前に1度iQOSを吸ったことがあったので、商品を買うつもりで訪れました。以前から、紙巻きたばこの煙やにおいが気になっていたので、今後はiQOSを使い続けるつもりです」
という。
また、体験スペースにいた40代の男性は「職場が近いので、昼休みを利用してiQOSを買いに来ました」「今まで吸っていた紙巻きたばこと、あまり味が変わらないのが大きいですね」と語った。
15年12月8日から15日までの期間限定で出展した今回の特設ブース。期間中、ビジネスパーソンを中心に1日あたり200人近くが参加したという。だが、その人数以上に記者の目をひいたのは、体験後に商品を購入する人の多さだ。
においは少なく煙が発生せず「室内環境にほとんど悪影響がない」という特徴が非喫煙者にも浸透すれば、駅や公共交通機関などでiQOSが使用できる――、いつかそんな日が来るかも。そんな未来を夢想しつつ、会場を後にした。