チェストオオオオ! 「#薩摩力高い童話」が鬼島津だらけでおとぎ話界存亡の危機
鬼を薩摩示現流でバッサリ倒す、桃太郎
一方、日本の童話も事欠かない。例えば、桃太郎は薩摩ではこうなる。
おばあさんがもってきた桃におじいさんもびっくりぎょうてん。「さっそく切りましょう」おばあさんは包丁を最上段に振り上げました。
これは八双と呼ばれるこの流派独特の構えである。一刹那ののち、猿のごとき奇声と共に桃は真っ二つに両断されていた。これぞ薩摩示現流である。 #薩摩力高い童話
— 桜田 (@c_skrd) 2015, 12月 13
これでは、桃太郎も登場できない。無事に成長した桃太郎が鬼退治に出かけると、こうなる。
桃太郎は犬猿キジを率いて鬼ヶ島に行きこう言いました
「おいん刀ん錆になりたか鬼共は前に出い!」
鬼めらはドン引いて宝物を渡しましたが
「なんじゃ、そいでも兵子が!」
桃太郎は構わず切り捨てました
#薩摩力高い童話
— サムタミハジ (@samu212) 2015, 12月 13
#薩摩力高い童話
桃太郎が鬼退治に出掛ける際お婆さんが「桃太郎や、これを持ってお行き」と薩摩芋とさつま揚げを持たせ道中で犬猿雉に薩摩芋を与え家来とし鬼に酒のつまみにさつま揚げを与えなんやかんやで薩摩示現流で鬼をバッサリ倒してめでたしめでたし
— 大尉 (@OROSHI_MUSOU) 2015, 12月 13
なんとも鬼より怖い、薩摩示現流の使い手、桃太郎である。
漫画「ドリフターズ」で島津豊久を活躍させている平野耕太先生も、やはりというべきか参戦。
#薩摩力高い童話
桃太郎は犬もキジも猿も連れずに鬼が島に突入しました
もちろん桃太郎は死んでしまいましたが悲しむものは誰も居ません
おじいさんもおばあさんも「良く死んだ、良く死んだ」と笑いながら第2、第3の桃太郎を送り出す準備を始めました
鬼が島の鬼が死に絶えるまで続きます
— 平野耕太 (@hiranokohta) 2015, 12月 13
#薩摩力高い童話
お爺さんが竹を取りに行くと、一本の光り輝く竹がありました
お爺さんは家から持ってきた削り出しの樫の棒を握ると
狂ったような猿叫を上げて竹を打ち据え始めました
お爺さんが力尽きて気絶するか、竹が折れるまで続きます
— 平野耕太 (@hiranokohta) 2015, 12月 13
椎名高志先生の投稿は、薩摩藩で行われていたという「肝練り」ネタだ。
サンボは、新しい火縄銃をロープでぶら下げて、着火した状態でぐるぐる回しました。虎とサンボは輪になって、まもなく誰かに向かって火を噴くであろう回る銃口を見つめつつ豪快に焼酎を飲みました。 #薩摩力高い童話
— 椎名高志@絶チル43巻発売中! (@Takashi_Shiina) 2015, 12月 13
三匹の子豚、ヘンゼルとグレーテル、赤ずきんちゃんも、薩摩バージョンはなぜか殺伐としている。「チェストオオオ!!」という気合と薩摩示現流、焼酎などのオチがつくパターンが多い。