「新星堂が消えた街」かつての本拠地・荻窪で、その面影を探してみた
2015.12.13 11:00
本社跡地はマンション建設中
まずは本社だ。青梅街道に面してそびえたつビルは、ガラス張りの壁面だった。最上部にはロゴマークのネオンが光る、荻窪の象徴ともいえる建物。10数年前までは店舗も兼ねていて、小学生のころに鍵盤ハーモニカのホースを買った記憶もある。
本社跡地は更地となり、現在は賃貸マンションを建設中。見たところ、すでに建設は佳境に入っている。完成は来月(2016年1月)と書かれていた。
同じく青梅街道沿いにあった「荻窪天沼店」。2010年には携帯電話を併売する「SHINSEIDO mobile+荻窪店」にリニューアルしたが、すでにこちらも閉店。いまは「フレッシュネスバーガー」になっていた。
駅に戻って、駅ビル「荻窪ルミネ」にある店舗へ。こちらは2012年に閉店し、いまはメガネ店「Zoff(ゾフ)」が入居している。「知り合いがここでバイトしてたっけ。だから恥ずかしくて、敬遠していたなあ」などと思い出しながら、次なる跡地へと向かった。