【豆知識】130年前の「1円札」、今も普通に買い物に使えた! ただし市場価格は×万円
硬貨は「戦後発行」のみ使える
では、硬貨はどうか。こちらは残念ながら、現在でも使えるのは戦後発行のものばかりだ。ただし、大正時代の硬貨が「自販機から出てきた」という報告はある。2015年10月3日には、こんなツイートが話題になった。
あ...ありのまま今起こった事を話すぜ!
俺は自販機でジュースを買った......そしたら釣り銭が10円玉だと思ったら大正11年製の1銭玉だったんだ.....
何を言っているのかわからねーと思うが...... pic.twitter.com/PzvIGCiKeE
— がんばれ酒井君1号 (@Civic_Integra) 2015, 10月 3
大正から戦前まで流通していた「1銭青銅貨幣」。現行の10円硬貨とサイズがほぼ同じ(直径23ミリ程度)ことから、自販機の中に紛れ込んでしまったようだ。なお、この1銭硬貨は、1枚1000~2000円程度で流通している。話のタネに1枚持っておくのもよさそうだ。