宗教勧誘、怪しい外国人、客引き、メイド...実は危険?「夜の秋葉原」を歩く
新興宗教にCDの押し売り...彼らはみな外国人!?
こんどはバス乗り場のある電気街口へ向かった。すると男女2人組が近寄ってきて、死後の世界に興味がないか尋ねてきた。聖書に書かれている天国と地獄の説明を始め、永遠の命を得る方法を教えたいので、近くにある教会まで来ませんかと誘ってきたのだ。
30分くらい問答を繰り返した。彼のイントネーションに若干クセがあることに気づいた。宮城出身の純粋な日本人と名乗っていたが、もらった小冊子の片隅には隣国の言語が1カ所小さく記載されている。発行元は「○○の教会 世界○○宣教協会」。宗教観の違いは埋まりそうもないので丁重に断った。
「今日閉店全品1000円!」でおなじみの店舗の前では、日本語の達者な白人男性がチラシを配っていた。何気なく受け取ると猛烈な勢いで話し出す。音楽活動をしており、CDをもらってほしいという。
「タダならもらうけど」と返事すると、「気持ち分だけくれないかな。お布施だと思って」と言うではないか。「本気で売りたいなら音楽聞かせるとか、プロモーションの工夫をしろよ!」と腹が立ち、チラシを返してその場を去った。