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ご当地アニメ「浦和の調ちゃん」、終了後もじわじわ展開中! ビジネスキットで簡単グッズ販売も

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.10.16 11:00
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さいたま市浦和区が舞台のご当地アニメ「浦和の調(うさぎ)ちゃん」。2015年4~6月にテレビ埼玉などで放送されたが、夏クールもリピート放送され、この手のアニメには珍しく、終了後もじわじわ人気を伸ばし、また新たな展開が続いている。

作中に登場する調神社(つきじんじゃ)はファンの巡礼地となった。その向かいにあるミニストップさいたま岸町店も、店内を調ちゃんのPOPだらけにしたことで聖地化している(参照:ご当地アニメ「浦和の調ちゃん」を全力で応援する地元ミニストップが微笑ましい)。

この動きは浦和にじわじわ浸透しつつある。harappa合同会社代表で作品プロデューサーの三澤友貴さんによると、キャラクター使用の申請や問い合わせがこれまでに20件ほど寄せられた。
「作品を通じて地元を盛り上げたい」と願う三澤さんにとってはうれしい知らせだが、依頼者の使い道は様々。それぞれの内容や販売数などを全て確認してから契約書を締結していた。
許諾を簡便に済ませる方法はないものか――その解決策として誕生したのが「浦和の調ちゃんビジネスキット」だった。

キットに同梱されたシールを貼れば手続き完了!

このキットは、「東北ずん子」というキャラクターのグッズシールのシステムを参考に開発した。
定価1000円(税抜)のキットには「調ちゃんグッズになるシール」10枚が入っている。調ちゃんキャラクターを使いたい購入者は、このシールをパッケージなどに貼るだけで、権利者である「浦和の調ちゃん製作委員会」から許可を得たことになる。
5000円バージョンのキットもある。こちらはシール10枚に加え、キャラクターデータやプロモーション映像DVDなどが同梱されている。大がかりな販促を計画する企業にお勧めだ。

「浦和の調ちゃんビジネスキット」のチラシ((C)harappa合同会社)
「浦和の調ちゃんビジネスキット」のチラシ((C)harappa合同会社)

キット購入者にとってのメリットは、ライセンス許諾がスピーディーに下りるだけではない。製作委員会からキャラクタービジネスのサポートが受けられるのだ。

「主にアニメ公式HPやツイッターでの告知にて、コラボ商品の宣伝をお手伝いいたします」(三澤プロデューサー)

17日は大宮ソニックシティでイベント開催

これらのキットは、2015年10月17日に大宮ソニックシティで開催される、「アニ玉祭(アニメ・マンガまつりin埼玉)」で販売される。
"アニメと観光"をテーマに、ライブやステージショー、グッズ販売、痛車の展示などが行われる同イベントは、現在公開中の劇場用アニメ「心が叫びたがってるんだ。」をはじめ、様々な作品・企業が出展する。
浦和の調ちゃんもブースを設ける。ビジネスキットだけでなく、16日に発売されるBlu-ray&DVD、公式グッズも並ぶ。映像ソフトは未放送の13話を収録するなど、ファン必見の構成だ。

10月16日発売のDVD「浦和の調ちゃん」ジャケット((C)harappa合同会社)
10月16日発売のDVD「浦和の調ちゃん」ジャケット((C)harappa合同会社)

ソニックシティの小ホールでは、キャスト(声優)やスタッフによるトークショーが開催される。3部制で、1・2部に参加した人は特典がもらえる。当日券は小ホールの物販スペースにて販売される予定だ。詳しくは特設サイトまで。

10月17日のイベント特設サイト
10月17日のイベント特設サイト

現在もファンを増やし続ける浦和の調ちゃん。今後の展開について三澤プロデューサーは次のように語る。

「まずは、さいたま市内でビジネスキットの展開を広げていければと考えています」
「これまでに与野と川口でイベントを開催しまして、会場のキャパがいっぱいになるほど大勢のファンに来場いただきました。大きな規模ではありませんが、並行して浦和でのイベントも企画しております」
「シーズン2に関しましてはまだ何も決めておりませんが、もちろん制作できればと良いなと思っております」(三澤プロデューサー)
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