最新スマホをイケメン擬人化! ヨドバシ京都店の手書きPOPに大反響
このJタウンネットの記事を、いまスマートフォンで読んでいる人も多いだろう。大手量販店の携帯電話の売り場に行っても、もはやスマホの時代である。しかしスマホ初心者にとって、どの機種を選べば良いか、どこがどう違うのか、ハードルはけっこう高い。売り場で迷っている人も多い。
2015年9月20日、ツイッターに次のような写真付きの投稿があり、大きな注目を集めた。
京都ヨドバシ携帯電話コーナーが笑いで直視できない... pic.twitter.com/ung1G3OQDB
— あんこう ミ´ω`ミ (@ankou_anko) 2015, 9月 20
これには、1万2000を超えるリツイートがあり、さらに拡散中だ。
お前を守るのが俺の務め!?
冒頭のツイートの写真は、京都市下京区京都駅前にある「京都ヨドバシ」の携帯電話売り場で最近撮影されたものらしい。手描きのイラストと文字で作られた、手づくり感いっぱいのPOP広告だ。
例えばコピーは、こんな感じである。
「お前を守るのが俺の務めだ。」
虹彩認証が付いている俺は、お前の目を見るだけで全部分かっちまうんだ。俺がお前の願いを叶えてやるよ。
最先端テクノロジーを集結させた強く美しい俺のボディと、ゴリラガラスを備えたディスプレイで、俺はどんなときでもタフでいられる。安心しろ、バッテリー切れを気にせず、俺を使え。
お前を守るのが俺の務めだ。
上記のコピーの上に、「耐傷性と耐久性を備えた『ワイルド系モデル』ARROWS NX F-04G」と記されている。
他にも、Galaxy用「一緒にいてやってもいい。」やAQUOS用「側にいさせて」「俺にしとけよ。」のPOP広告もある。それぞれの製品がイケメンに擬人化され、彼の語り口で製品の特長を巧みに紹介しているのだ。なかなかユニークな試みと言える。
冒頭のツイートには、下のような声も寄せられている。
流石ですお兄様!w "@ankou_anko: 京都ヨドバシ携帯電話コーナーが笑いで直視できない... pic.twitter.com/u9y3zZeQcr"
— 藤原夏姫@9/27*撮影会 (@yuri_queen) 2015, 9月 20
@ankou_anko @umiushi2201
ーーこんなこと言われてみたい////。
— 志保 (@gandamulove2012) 2015, 9月 20
@ankou_anko
ヤダ......イケメンwwwwww
— まいまい@宮脇舞依 KRD8 (@onigiri_0724) 2015, 9月 23
「流石ですお兄様!w」「こんなこと言われてみたい」などという、若い女性からの好反応がかなり目立つ。
Jタウンネット編集部は早速、京都ヨドバシの携帯電話売り場に電話で状況を聞いてみた。
お客様に喜んでもらえれば...
京都ヨドバシの携帯電話担当者によると、話題となっているPOP広告は、DOKOMOの販売スタッフが「お客様に喜んでいただこう」と制作したもので、手描きのPOPをCDケースを入れた簡単なものだった。3週間ほど店頭に展示していたが、現在は置いていないという。
「ツイッターで評判になったためか、見に来られるお客様の数は実際に増えたようです」と担当者。しかし、それが販売に結び付いたどうかは判断できない、とのこと。ただ「お客様に喜んでもらえる企画は、今後も考えていきたいと思います」と、語ってくれた。
残念ながら、現在は見ることはできないイケメンPOP広告。だがそれに代わる新しい企画には期待大だ。