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水しぶき、轟音とともに30トンの鉄の扉が上がる...「日本のパナマ運河」小名木川の扇橋閘門

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.09.19 17:00
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高低差のある水位を隔てる「閘室」が仕組みの秘密

東京メトロ住吉駅から歩いて10分ほどの江東区の住宅街。1000年以上の歴史を持つ猿江神社にほど近い一角に、その施設はある。

新扇橋の真ん中に立って東方向を見ると、真っ赤な鉄製の巨大な壁が見え、「前扉」の文字が白く浮き上がっている。「扇橋閘門(こうもん)」の一部だ。「前扉」に対応するのは、小松橋から見える「後扉」。二つの扉に挟まれた約110mの水中空間は「閘室」と呼ばれる。小名木川の前扉側の水位は、後扉側の水位よりもかなり高い。これがパナマ運河と同じ構造で船を運搬する仕組みの秘密だ。

重さ30トン超の扉が水しぶきを上げて上がる
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