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知ってた?「レゲエパンチ」や「上海ピーチ」は、関東のバーでは通じないらしい

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.08.31 17:00
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発祥の地・仙台では「レゲエパンチ」が一般的...その由来は?

宮城県仙台市が発祥とされるこのカクテルは、東北地方では「レゲエパンチ」と呼ばれている。2006年7月8日付の日本経済新聞によれば、誕生の地は仙台市国分町のショットバー「サウサリートカフェ」だ。

1990年代初頭、バーの常連客だった女性が「一見強いお酒のようだけれども、飲みやすいカクテル」をマスターにリクエストした。それに応えるため、バーテンダーの黒澤亮一さんがこのカクテルを開発したそうだ。その女性客がアフロヘアでレゲエ好きだったことから、レゲエパンチと名付けられたという。

そのため、正式名称を「レゲエパンチ」とする向きは強い。しかし、キリンやサントリーといった大手酒造メーカーは、首都圏で定着している「ピーチウーロン」という名称を使用している。

この2つ以外にも、日本各地に様々なローカル名が存在する。

ウーロン茶から連想される中国のイメージから、関西地方では「上海ピーチ」といった呼び名が一般的だ。なかには、「シャンピー」と略して注文する人もいるようだ。同様に、北海道では「クーニャン」(中国語で「若い娘」を意味する)が定着している。そのほかにも、中国をイメージした名称として「チャイニーズピーチ」「チャイナピーチ」「ピンクドラゴン」を使用する地域もあるという。

九州地方では、使っている材料を組み合わせた「ペシェ・ウーロン」(サントリーが発売している「クレーム・ド・ペシェ」というピーチリキュールが有名なため)という呼び名も使われるようだ。

このように各地で異なる呼び名が定着しているのは、このカクテルが短期間で急速に広まったことが理由のようだ。1990年代後半に(ダンス)クラブブームが訪れた際に、踊ってのどが渇いたところで飲むカクテルとして、若者の間で爆発的に流行。その影響から、全国のバーで定番メニューとして提供するようになったという。

【投票中】ピーチウーロン、クーニャン、レゲエパンチ、上海ピーチ...あのカクテルのこと、なんて呼ぶ?
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