ホテル不足が深刻化する京都のもう1つの悩み「駐車場不足」。取り締まり強化も根本的な解決遠く...
2015.08.30 07:50
京都府警の一斉摘発 大阪でも路上駐車が問題に
知恩院の山門前の神宮道には観光バスが何台も行き来し、多くの旅行者が降り立ちます。しかしよく見ると駐車禁止の標識が。このようなルールを守らない観光バスが後を絶たず、交通の妨げになるとして、京都府警が一斉摘発に乗り出しました。
観光バスの路上駐車が問題となっているのは京都だけではありません。大阪ミナミの日本橋では、日中のほとんどの時間、アジアからの観光客が乗り降りする観光バスが複数の車線をふさぎ、交通の妨げとなっていました。そこで大阪府警は一時停車のみできるように交通規制を変更し、問題解決へと乗り出しましたが、別の場所に観光バスが殺到するなどして抜本的な解決には至っていません......。
一方、知恩院は大型バス13台が停められる駐車場があるものの常に満車状態のため、前の道に列をなす状態になっているというのです。今回一斉摘発に踏み切った京都府警は、今後も厳しい姿勢で取り組むとのこと。
とはいっても京都市内に駐車場が慢性的に不足しているのが根本の問題。この問題の解決も早急に叫ばれます。(ライター:ツカダ)