荷物置くなら「網棚」?「床」?→日本人の多数派はこっちだ!
19都道県で「床派」が50%を超える
床派=網棚を使わない人の割合は予想以上に多かった。全国の結果を見ると、「床に置く」と答えた人が51.3%いた。一方、「網棚に置く」と答えた人は34.5%にとどまった。
警視庁の「遺失物取扱状況」を見ると、拾得件数は年々右肩上がりの傾向にある。スマホやタブレット端末の普及で、車内でメールやLINE、ウェブ閲覧、ゲームに夢中になる人は増えている。気が散りやすいシチュエーションだからこそ、荷物を体の近くに置いておきたいのかもしれない。
雨が多い→荷物が濡れやすい→座っている人の迷惑にならないよう網棚の利用は控える、という傾向がないか考察したが、全国の1年間の降水量と、上の床派マップとの関連性は認められなかった。
「その他」が14.2%いたことも注目される。バッグの形状は多様化し、今年は「でかリュック女子」なる言葉が流行った。リュックを背中に背負ったり、ショルダーバッグを肩に引っかけたり、体の前で抱えたり――いろんなスタイルで持っていると推察される。