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パートナーと別れたショック? ゴリラのヤマト、福岡への引っ越し直後に死ぬ

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.08.12 17:00
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福岡市動物園は、園内で飼育しているゴリラのオス「ヤマト」が2015年8月6日夕方に死亡したと発表した。推定年齢38歳で、病理解剖の結果、死因は敗血症と疑われている。

8月6日に亡くなったゴリラ「ヤマト」(福岡市動物園公式サイトより)
8月6日に亡くなったゴリラ「ヤマト」(福岡市動物園公式サイトより)

残されたサクラも体調不良...京都行き延期

西アフリカ生まれのヤマトは、神戸市王子動物園でメスの「サクラ」と子どもの頃から一緒に生活していた。
しかしサクラとの繁殖がうまくいかず、彼女は京都市動物園に貸し出されることに。残されるヤマトが1頭のみで飼育されるとストレス過敏になり好ましくないと、王子動物園は判断。
複数のオスの飼育経験があり、オスの「ビンビン」が暮らしていて受け入れスペースのある福岡に、今年の6月18日移った。福岡では大事に飼われていたようで、ネット上でも評判だった。

福岡では当初、7月中旬の公開を予定していた。ところがサクラと引き離されたストレスは大きかったようで、来福して数日経った頃から食欲不振に陥る。お披露目も延期されていた。

ネット上では、神戸でヤマトと触れ合った人だけでなく、福岡での対面を心待ちにしていた人も弔意を表している。

両動物園は8月8日からヤマトへの献花台を設けている。

一方、ヤマトが愛したサクラは、7月8日に王子動物園から京都市動物園に向かう予定だったが、こちらも健康上の理由から9月以降に移動が延期された。サクラが一日も早く元気になることを願うばかりである。

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