「俺ガイル」の聖地、千葉パルコの閉店が決まる...
幕張新都心はインバウンド&ファミリー需要を強く意識
千葉駅から東京へ戻る途中、幕張新都心へ立ち寄った。駅前の「三井アウトレットパーク幕張」が、7月に改装を終えたばかりと聞いたからだ。
幕張新都心は、オフィスビルや大規模マンション、幕張メッセ、QVCマリンフィールドなどが集まる千葉の新都心。東京と成田を結ぶ高速道路の途中にあり、千葉市中心部より外国人観光客が立ち寄りやすい。
今回の三井アウトレットパークの増床は、海外の有名ブランドと飲食店の誘致に力を入れている。国際的なブランドが入ることで、「ここなら安心して買い物できる」と外国人観光客が判断する目印になるのではないか。
実際、パーク内にいる客の4分の1以上は外国人だった。
目を惹いたのはマツモトキヨシの新業態1号店。OUTLETと名前が付いているものの、店頭に並んでいる商品は新品だ。入口に「Tax Free」「5%off」と堂々と書いてあることからすると、外国人観光客を主なターゲットとしたいのだろう。
少し離れた場所には、イオンモール幕張新都心やコストコも出店している。このうちイオンモールはショッピングだけでなく体験感動も提供するというのが売りで、ファミリー層を強く意識している。