駅の売店は、このまま「コンビニ化」するのか? 先行ファミマ、追うローソン・セブン
2015.08.06 06:00
鉄道会社に食い込むファミマ
下の地図は、全国の駅ナカに進出している主なコンビニをまとめたもの。
駅市場を積極的に取り込んでいるのがファミリーマート(ファミマ)で、ローソンよりも先行している。
セブン-イレブンはJR各社と相次いで提携しており、JR北海道やJR四国、JR西日本の主要駅施設内に展開している(ただしJR九州はファミマ)。名古屋地区ではサークルKも奮闘している。
駅売店もコンビニに飲み込まれそうな勢いのように思えるが、「NewDays」のJR東日本や「Odakyu OX」の小田急、「A LoT」「K-Shop」の京王、「アンスリー」の京阪、「アズナス」の阪急阪神などは独自路線を続けている。とくにNewDaysの売上は年間1000億円を超える。これはセーブオンやスリーエフよりも上だ。