「マンション組と一戸建て組でご近所対立！ 駐車場で遊ばせるのはもうやめて」（埼玉県・30代女性）
ご近所も一枚岩ではない。世代や職業、子どもの有無や通う学校、はたまた生活レベルなどさまざまな要因で、いつの間にか「派閥」ができてしまうことは、よくあることだ。
埼玉県のWさん（30代女性）の住む一角で起きているのは、「マンション組」の住民たちと、隣接する建売住宅群に暮らす住民たちの対立だ。Wさんたちマンション組は、「一戸建て組」の一挙一動に神経をいらだたせているという。
空き地だった区画に建売住宅ができて
中古で購入した、今のマンションに引っ越してきてちょうど7年になります。
当時、マンションに隣接する区画は、空き地のまま放置されていました。ところが数年前、5棟ほどの建売住宅が新たに作られたのです。
このあたりは幼稚園や学校も近く、5分も歩けば公園もありますので、子育てにはなかなかいい環境です。それもあってその建売住宅には、幼稚園～小学生くらいのお子さんを持つご家庭が続々と入居してきました。
しかし間もなく、そのお子さんたちをめぐってある問題が起こります。
駐車場の車を傷つけられた！
というのは子どもたちが、うちのマンションの敷地内にある駐車場を遊び場にし始めたからです。
以前にはマンション住民の子どもたちも、この駐車場を遊び場にしていたのですが、他の住民の方から苦情が出たこともあって、「駐車場で子どもを遊ばせない」というのが、マンション内のルールとなっていました。
ところが例の建売住宅の子どもたちは、そんなことお構いなしです。縄跳びをしたり、自転車に乗ったり、ボール遊びをしたり......車を出すときに危ないのはもちろんのこと、住民の中には、「車に傷がつけられた」という被害を訴える方も出始めました。
雪もマンション側に押し付けてきた
ママたちも注意するどころか、その駐車場の前の狭い道路を半ばたまり場にして、長時間立ち話をする始末です。はっきり言って迷惑極まりないです！ しかもこちらがすれ違いざまに「こんにちは」とあいさつしても返事すらない！
挙句ちょっと前、大雪が降ったときなどは、雪かきして集めた雪を、わざわざうちのマンション側に積み上げてきました。非常識すぎてびっくりです。
今はマンションの住民たちも我慢していますが、これ以上続くようなら、なんらかの対策を取らないと――と話し合っているところです。
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