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「留年男子」が今モテる!? 特集記事にネット騒然も、経験者は...「ない」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.07.28 17:00
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今どきは、「留年男子」がモテるらしい――そんな雑誌の特集記事らしき画像が、2015年7月27日ごろからツイッターなどで拡散中だ。

ネットで拡散している画像(Chot★Better公式サイトより引用)
ネットで拡散している画像(Chot★Better公式サイトより引用)

大学を留年するなんて、普通ならバツが悪い以外の何物でもない。だというのに、それがモテにつながるとは――その真相に迫った。

「愛情もW(ダブる)」「あなたも単位といっしょに落とされちゃう」

問題の特集は「今、みんなが知りたい留年男子のこと。」と題されたもので、紙面には「愛情もW(ダブる)!!」「あなたも単位といっしょに落とされちゃう!?」といった惹句が躍る。誰がうまいことを言えと。

これによると、留年男子がモテるのは以下の5つの理由からのようだ。

(1)母性本能をくすぐる
(2)孤独に強い
(3)謙虚
(4)一芸に秀でている
(5)大人の魅力

さらに「わたしたち、留年男子に夢中です(ハート)」なる女子学生たちの座談会記事では、

「新歓期でガツガツしてる他の上回生と違って、学校の主みたいな落ち着きがあって、何でも受け入れてくれそうな懐の深さに惚れた」
「おおらかで器が大きい人が多そうだよね。学生生活がほかの人よりも長いからあくせくしてなさそう」
「授業数も少なくて暇だから、たくさんデートできる」
「留年男子の一山超えてる感が好き」

などと、歯の浮くような留年男子賛歌がつづられているではないか。

「山を越えられないから留年しているのです」

この特集が拡散すると、ネットはまさにツッコミの嵐となった。

実は京大生のフリーペーパー

編集部でも、留年経験者に実際のところを聞いてみることにした。

「留年男子がモテる、ですか......。疑問を持たざるを得ませんね。留年するような人には、なんらかの欠陥があるわけですから......」(Aさん・2留)
「なんというか、留年した人特有の哀愁というか......そういうものが色気になるということが、あるのかなー、という気もします(笑)」(Bさん・1留)
「少なくとも僕はモテませんでした」(Cさん・2留)

判断はやや分かれたが、基本的には「モテるということはない」というところで3人の意見は一致した。ついでに、「留年して良かったこと」はあったか尋ねてみたところ、

「......サークルで先輩ぶれることとかですか」(Aさん)
「うーん......(そのまま沈黙)」(Bさん)
「ないです」(Cさん)

ちなみに、この画像は2012年、京都大学の学生が発行しているフリーペーパー「Chot★Better」に掲載されたものだ。あくまでネタとして、パロディ的に組まれた企画なのである。ウェブ上に公開されているアーカイブを見ると、このページ以降にも「留年学生のタイプ別分類」や「留年学生の座談会」などなど、留年というテーマを正面から掘り下げた興味深い記事が掲載されている。

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