「田舎に引っ越して数年。ご近所さんへの悪口を拒絶したら、村八分に...」(鹿児島県・40代女性)
田舎暮らしに憧れる人は多い。豊かな自然、おいしい食べ物、そして何より都会とは違う、隣人たちとの温かな交流――。
もっとも「ご近所トラブル」という面では、こうした付き合いの「濃さ」が、悪い方向に向かうこともある。鹿児島県に暮らしているVさん(40代女性・主婦)の投稿だ。
最初は歓迎されたものの...
田舎の町に引っ越してきて、数年になります。
周囲は高齢者の家庭が多く、まだ比較的若い世代の私たちは、当初すごく歓迎してもらえました。しかし暮らすにつれ、田舎特有の近所付き合いの煩わしさが負担になってきました。
そのため、できるだけ深い話は避け、その代わりあいさつだけはきちんとする、というくらいの態度で周囲に接するように。とはいえ、玄関先などでばったりご近所さんに会うことはよくありますし、回覧板を持っていくときなどにはお話をせざるを得ません。
そしてとうとう先日、すごく気分の悪い話を聞かされてしまったのです。
ご近所の噂の的の隣人かばったら
それは、近所の一軒家に住まわれているご近所さんの悪口でした。その方は40代後半くらい、親元で暮らしている独身女性なのですが、以前から彼女のことを周囲のご婦人方はよく思っていないらしく、あれこれと噂を立てていました。
ちょうど私が庭の手入れをしていたとき、家のすぐそばで恒例の井戸端会議が始まってしまい、私も声をかけられたのでやむなくその輪に加わったのですが......。
「あの人、ヒステリックだから40過ぎても結婚できないのよ」
「両親がいて、働かなくていいから恵まれてるわよね」
もう、ご婦人方は言いたい放題です。ここには書けないような、彼女の人間性を否定するような言葉までもが、次々に飛び出しました。
完璧にブロックされてしまった
別に彼女と深い付き合いがあるわけでもないですし、最初は適当に何とか相槌を打っていたのですが、聞いているだけで胸が息苦しくなるような会話に、つい一言、私の意見をズバッと言ってしまったのです。
すると、翌日からです。ゴミ捨て場でご近所さんに会っても無視され、回覧板さえもポストにしか入れてもらえないような状態になったのです。完全に近所付き合いからブロックされてしまいました。
我が家には夫も息子もいるので、2人にまで迷惑をかけたら――ということもとても気になります。何より、私がノイローゼになってしまいそうです。これは一種のいじめですよね。こんなイヤな空気から、一刻も早く抜け出したい。日々思い悩み続けています。
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