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ツイッターが結んだ縁...関市でふるさと納税すると「あずきバー」がもらえる!(あと包丁も)

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.07.24 11:00
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2015年7月22日、刃物の産地として名高い岐阜県関市が、ふるさと納税の謝礼品として包丁を選んだ人に、三重県津市に本社を持つ井村屋の「あずきバーセット」をプレゼントすると発表した。

井村屋「あずきバー食べ比べセット」より)
井村屋「あずきバー食べ比べセット」より)

関市のふるさと納税制度は「ふるさと・せき応援寄附金」と呼ばれている。5万円以上の寄附をした人は、10点の特産品から選べる。その中から包丁を選んだ人に対して、7月23日から9月30日までの期間限定で、井村屋「あずきバー食べ比べセット」がプレゼントされるのだ。

関市の謝礼品、三徳包丁「関孫六」(関市ウェブサイトより)
関市の謝礼品、三徳包丁「関孫六」(関市ウェブサイトより)

あずきバーなど冷菓や冷凍食品を製造する井村屋と、鎌倉時代から刀鍛冶の伝統が受け継がれた関市に、いったいどんなつながりが......と、不思議に思う人が多いだろう。実は、一つのツイートがきっかけとなったという。

社外秘が漏れてしまった...?

そもそものきっかけは、2015年2月24日に投稿された、次のような写真付きのツイートである。

写真は、関の刀鍛冶が作業している様子だが、「伝統的なあずきバーの製法」というコメントが付けられている。あずきバーを食べたことのある人なら、誰もが感じる「硬さ」を刀にたとえたパロディだ。

「あずきバー職人の朝は早い」「高熱に熱した状態で職人が幾度も叩く事で強度が増していく」などといったパロディの連鎖が瞬く間に起こり、「歯が砕け散るあずきバー」といった体験的(?)なコピーも付けられていったようだ。

そこに参加したのが、あずきバーを製造する井村屋さんだ。2月25日に、下のようなツイートがつぶやかれた。

「社外秘が漏れてしまった...」という見事な返しだった。パロディにはパロディで応える、洒落た対応である。ツイッター民からは賞賛の声が寄せられた。

そこに登場するのが、関市の尾関健治市長だ。2月27日に、こんなコメントを寄せている。

「関市長です。関市を宣伝いただきましてありがとうございます。」という市長のツイートだ。

まさにツイッターがつないだ縁ということで、今回のふるさと納税の謝礼品の決定にはこんなエピソードがあった。

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