「出世大名家康くん」がJタウンネット編集部にお成り！ 「天下取り」にやる気全開

浜松市公認、「福」市長をつとめるご当地キャラ「出世大名 家康くん」。浜松城で17年間城主を務めた後、天下統一を成し遂げた「徳川家康公」の生まれ変わりという設定だ。出会う人すべてに「出世運」を授ける、と自認している。

その家康くんが、2015年7月22日、Jタウンネット編集部に現れた。しかも「ミス浜松グランプリ2015」の溝垣杏奈さんと一緒の、華々しい登場だ。金色と黒のねじり鉢巻きをきりっと締めているが、よく見ると浜松名産のうなぎだ。青い半被には金色の文様が浮き上がっている。金色の小判型の団扇には、祭りの文字が見える。

意外な来訪者に、編集部は総員拍手。家康くんも「まさか拍手で迎えてくれるとは......」とまんざらではない様子で、上機嫌で記者たちからのカメラに収まったり、後述する「金の出世小判うちわ」をJタウンネット編集長に授けたりしてくれた。

小判につられるとは......？

家康くんがやってきたのは、8月18日、浜松市で開催される「浜松大出世祭り」のPRのためだった。この祭りは、今年浜松市で開催される「ゆるキャラグランプリ2015」のプレイベントということだ。

家康くん自身がイベントの概要を紹介する様子を、動画で収録したので、ご覧いただこう。YouTubeでも閲覧できる。

当日は、家康くんは「浜松出世神輿」に乗りこみ、「浜松出世音頭」を踊りながら登場する。踊りの振り付け担当は、「マツケンサンバII」でおなじみの真島茂樹氏というから、いったいどんな踊りになるか、楽しみだ。

また祭りの参加者には先着で、「金の出世小判うちわ」がプレゼントされる（1000枚限定）。うちわの表面には家康くんのイラストと「出世大名 家康くん」の文字が入っているが、裏面には「小判につられるとは、おぬしも悪よのう。」などといった、さまざまメッセージが書かれている。なかには、「拙者も、あのキャラのように、もっとチヤホヤされたいのじゃ！」という本音をのぞかせたものも......。

もっとも小判の裏面をよく見ると、「出世大名家康くんに清き一票を！」とある。小さくではあるが、11月21日・22日・23日の「ゆるキャラグランプリ2015 in 出世の街　浜松」という告知も。投票期間は8月17日～11月16日、だという。「そなたの投票待っておるぞ！」というフレーズまで入っている。

今年の家康くんは、やる気だ。編集部でも、今年は（動物がモチーフではない）人間タイプのキャラクターとして「初めてのグランプリを目指すのじゃ！」と宣言。天下をとる気満々だ。「出世運」を授けてもらった編集長は、山吹色のうちわにすっかり目がくらんでしまった。